信頼の置ける情報

情報化社会、と言われるほど、昨今は色々な情報で溢れていますよね。
それを手に入れる方法も様々。
テレビをはじめ、新聞、ラジオ、それに加えて今はインターネットがあります。
何でも調べられるインターネットは本当に便利ですが、ネット上の情報はあまりに多すぎて、どれを信じたらいいのか分からなくなることが多々あります。

例えば一語調べるとして検索すると、一万件以上の検索結果が表示されるわけです。
これでは何を調べようとしていたのかさえ分からなくなりますよね。
そこで、関連する語句をいくつか足して検索するのですが、それでも情報の量は膨大です。
そこから尤もらしい、信頼性の高い情報を得るのですが、そこに辿り着くまでに結構な時間を費やすのが大きな手間でしょう。

信頼性という言葉で思い出したことがあります。
2011年の東日本大震災。
あの地震が起きた時、私は地元の東北地方に住んでいました。
地元では地震の被害はそこそこあったものの、まだ余裕がある程度のものでした。
他の地域でどんな被害があったのか、リアルタイムで情報を得る手立てはラジオのみで数日間過ごしたことを昨日のことのように思い出します。

数日後、電気が復旧しテレビがついて愕然としました。
あんなに大変なことが起きているなんて。
それに加えて、放射線の問題があり、前代未聞の不測の事態であったとは言え、あの時の情報の錯綜っぷりと言ったらありませんでした。
本当に信頼できる情報が一つも得られなかったように思うのです。

延延と繰り返される不安を煽る映像に毎日が憂鬱で、仕舞いには開き直って日々を過ごす様になりましたね。
あれから2年と数ヶ月経ち、私の地元も随分と落ち着いてきました。
まだまだ問題は山積みなのでしょうけれど、沢山の人達からの温かいご支援は本当にありがたく、心の支えになりますね。

便利なように見える情報に溢れた社会ですが、その中で信頼性に富んだ情報を得ることは本当に難しいことだと思います。
溢れる情報に惑わされず、本当のことを見出せる強い気持ちを持てるよう、努力していきたいものです。

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